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アインシュタインの奇想世界特別展が開催=上海

study.edu.sh.gov.cn 14-08-2019

 アインシュタイン生誕140周年にあたる今年、世界各地でこの偉大なる科学者を記念するための活動やイベントが行われている。1922年11月、香港から上海に向かう船上にいたアインシュタインがノーベル賞に授与され、上海も彼が訪問した2つの中国の都市のうち1つとなり、彼との深い縁がある。そして今月2日から、上海万博博物館において開催される「啓初・天才の相対性理論―アインシュタインの奇想世界」特別展はアインシュタインの一生にわたる研究、業績、生活などを展示し、彼に関する真の事実を披露する。同展はイスラエルのヘブライ大学が権限を授け、解放報業(上海)文化伝播有限公司と上海UDNが主催。

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アルベルト・アインシュタイン 写真・アインシュタインの奇想世界特別展

今回一般公開される133点の品では、原本が86点。うち注目に値するのは科学史における最も重要な文化財の1つとみられる「一般相対性理論」の自筆原稿で、これは初めて中国大陸において展示されるという。また、「重力波理論」の論文原本やアインシュタインが老後完成した「統一場理論」のノート原本なども数多くある。一方、夏元瑮、束星北、蔡元培など近代中国の有名人がアインシュタインに送った手紙と彼の返書の原本が揃っていて、アインシュタインと中国の関係を研究するための一次史料ともなる。

「この展示は、アインシュタインを『神』から『人』に戻らせた」と中国科学院自然科学史研究所の研究員顧問方氏は紹介した。同氏によると、今回の特別展は一筋アインシュタインの正しいところを見せるのではなく、彼が遭遇した失敗や失望にも重点が置かれている。例えば、アインシュタインの日記は彼が錯誤を犯すことを明らかにした。もしそうでなければ、「相対性理論」は3年も早く生まれたかもしれないという。

そしてアインシュタインの強さについて、顧問方氏は彼が多くの趣味を持っていたことを言及した。「博物館見学に熱中するアインシュタインは『アカデミー・オリンピア』を設立し、ほかの科学者と音楽や美術など幅広い分野で討論を行い、思考を発散させていたことは彼の成功の鍵と見られている」と同氏は語った。


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ポスター 写真・アインシュタインの奇想世界特別展