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留学生のための「春節年越しプラン」

study-shanghai.org 13-02-2019

春節が訪れた際、上海の各大学のキャンパスで、それぞれ異なる形の「春晩」(春節<旧正月、今年は2月5日>を祝う中国の国民的年越し番組)が開催され、各国の留学生たちが積極的に参加し、歌や踊りのパフォーマンスをして、賑やかな雰囲気を醸し出した。

●華東理工大学

冬休みも寮に留まる留学生達のために、華東理工大学では新春交歓パーティーが開催された。

ラオスからきた、同学校の社会学院の博士課程に在学する南湘さんは中国語で京劇の代表的な演目「貴妃酔酒」を歌った。中国で5年余り滞在した彼女は小籠包や水餃子などの本場の中華料理を好むほか、中国で見た京劇にも魅了され、ファンになった。「貴妃酔酒」の台歩や水袖などの京劇の表現方法を学ぶため、彼女は学校の京劇協会にも加わり、地元の京劇の先生に師事してきた。

●華東師範大学

ギターの弾き歌「平凡な道」や、独唱の「Rolling in the deep」、合唱の「説愛你」など、華東師範大学の留学生が中国人に馴染み深い歌曲を中国語で歌った。タジキスタンからきた徳明さんは「説愛你」を披露した留学生合唱団のメンバーの一人で、徳明さんはこの歌を選ぶ理由について「私たちは今私たちが勉強している華東師範大学と奥深い中国文化への愛の心を伝えたいのです」と言った。一学期の交換留学を終えて、まもなく母国へ帰る徳明さんは中国から離れがたいという気持ちでいっぱいだそうだが、彼は最後のわずかの時間を利用して、中国で春節という中華の要素を最も含む中国伝統的な祝祭日を体験することにした。

ウクライナからきた留学生のマリアさんも感慨深い様子で「時間が経つのは早いものだなぁ。ここに来てから半年間しかないが、ここでの生活にはすでに慣れ親しんでいます。今回は中国で一学期しか勉強できませんが、中国の文化は私に多大な影響を与えてくれました。機会があれば必ずまた来ます」と語った。同パーティが閉幕した際、来場した教師と学生は学長の銭旭紅氏の号令に従い、「華東師範大学を愛してる」と声をそろえて叫んだ。銭氏が留学生への希望として「我々は恩を知り報いるべきです」と述べたほか、思いやりと温もりに満ちた社会を築くようと留学生に対して呼びかけた。 

●上海交通大学

上海交通大学も新春パーティを留学生にとって忘れがたいものにしようと、工夫を凝らしている。上海交通大学の「春晩」で留学生たちが一緒に歌った「夜空に一番明るい星」という曲は割れんばかりの拍手を浴びた。その中のアメリカのパデュー大学からきた留学生は取材に対して「この度、上海交通大学の機械と動力工程学院の交流プロジェクトに参加し、春学期に入学する予定だが、目前に控えた春節の雰囲気を一足先に味わうために、新学期を前に早くも上海交通大学に来た」と述べた。

●上海中医薬大学

上海中医薬大学は、上海ならではの春節の味を留学生たちに体験させるために、留学生向けの豊富で多彩なアウトドア活動を用意した。南京路、人民広場から上海の観光エリア・外灘(ワイタン)と浦東地区の陸家嘴へ、上海のファッションの中心・新天地と上海アートの発信地・田子坊から上海の人気観光スポット・豫園へなど、留学生たちは様々なルートで上海の建築物やランドマークを眺めながら、上海の文化を身をもって体験した。

オリエンテーリンの通過地は「上海中で最も中国ムードに溢れた場所」にした。様々な色の美しいイルミネーションで着飾った豫園で、留学生たちは園内の九曲橋広場と黄金広場で干支をテーマにしたイルミネーションを観賞し、各種の伝統的な民俗活動に参加した:新年の願い事を書いた短冊を願い事の木に吊るしたり、灯篭(とうろう)の謎かけを楽しんだり、思う存分に地方グルメを味わい、現地の独特なグルメ文化を体験していた。

チュニジア出身の劉敏さんはこのイベントをきっかけに、新天地と田子坊を訪れ、上海の弄堂(狭い路地)を探険し、赤い提灯、めでたい「福」の字、春聯(春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙)など中国の伝統文化を楽しむと同時に、濃厚な春節のムードを味わった。