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上海交通大学医学部、イェール大学と連携 免疫代謝研究院設置へ

27-03-2019

3月24日、イェール大学が上海に海外初の研究院を設立した。同時に、上海交通大学医学院‐イェール大学免疫代謝研究院は上海で正式に成立し、この研究院の建設工事も着工した。これがきっかけで、今後3~5年間、上海交通大学はイェール大学と手を携え、一流の免疫代謝の研究機構を建設しようとしている。

同研究院は上海のバイオ医薬品における革新を進めていく。
イェール大学の学長のピーター・サロベー氏はイェール大学と上海交通大学医学院の間の協力を強めるのがとても重要だと明らかにした。

イェール大学免疫学学科の創始者であるリチャード・フォーリーウィル氏と上海市免疫研究所所長の蘇氷氏は共同でこの新設の研究院の院長を務めることになる。共同研究上の円滑な意思疎通のために、リチャード・フォーリーウィル氏は年に4~6回上海に来るほか週に一回テレビ会議に参加することになる。

イェール大学医学院は知名度が高いバイオ医薬革新と医学臨床教育科学研究センターで、免疫学は同大学の今後の重点的な発展分野と位置付けられている。

2018年ノーベル生理学・医学賞は腫瘍免疫治療の分野に貢献した科学者に授与されたことで、「免疫」という言葉が一躍注目を浴びた。

免疫学の理論と技術が著しく発展しているとともに、ワクチンと抗体による予防・治療も大きな進歩を遂げた。例えば、天然痘消滅、ポリオ(急性灰白髄炎)抑制、腫瘍治療など。

上海交通大学医学院院長の陳国強氏は、「人才特区(人材特別実験区)」、「学術特区(学術特別実験区)」の政策を実施し、イノベーションを促進し、科学成果をあげるという希望を表明した。

また、基礎科学研究に重点を置くこの研究院はこの研究成果が腫瘍や糖尿病などの治療にも応用できる。薬や治療案の革新を進めるうえでも一助になるだろう。

同日、免疫学と健康、ガンとガンの免疫療法、免疫代謝といった三つのテーマをめぐって学術フォーラムが行われた。